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出前講座

 

 

【防災すごろくについて】

本教材は、中学生を対象として、「自宅における地震の備え」についての学びを深めることを目的として考案したものです。すごろくとクロスロードゲームの要素を掛け合わせ、授業の導入として、生徒らが楽しみながら防災学習ができる教材を目指して作成しました。

 

【事前学習】

 事前学習として「自宅ではどのような防災対策をしているか」を調べ、「我が家の防災対策チェックシート」に記載します。家庭における防災対策の実情を知れ、さらにすごろくの中でのポイント獲得にも繋がり、生徒らの学習へのモチベーション向上が見込めます。

 

【準備物】

我が家の防災対策チェックシート :1人1枚(A4サイズでの印刷推奨、事前学習用)    
すごろくルールシート :各班1枚(A4サイズでの印刷推奨)    
すごろくシート :各班1枚(A3サイズでの印刷推奨)    
クロスロードカード :各班2枚(A4サイズで印刷して枠に沿って切り、2枚のカードとして使用)    
ポイント集計シート :一人1枚(A4サイズでの印刷推奨)    
※サイコロは不要です。コマは文房具などでも代用可能です。

 

【ゲームの流れ】

 ルール解説動画 ぜひご覧ください!

動画内で、クロスロードカードは2枚と説明していますが、1枚です。

 動画制作:大阪教育大学(中川 白都さん 喜多村 文也さん 西口 晃平さん 山中 凜人さん)

 

 

 

班を作り、マスを進める順番を決めます(1班の人数は4~5人を想定しています)。

自分の次の番の人とじゃんけんをしてマスを進めます。(サイコロがある場合は、使用も可)

じゃんけんに勝てば3マス、あいこなら2マス、負ければ1マス進めます。(サイコロがある場合は、その出た目に合わせて進めてください。)

止まったマスに書かれている防災対策ができている、質問に回答できた場合に各マスに書かれたポイントが獲得できます。

黄マスでは3ポイント、緑マスでは2ポイント、青マスでは1ポイントがそれぞれ獲得できます。

文の頭に「☆マーク」がついているマス(知識問題)は、プレーヤーの誰かが1度通ったらそれ以降は飛ばして進んでください。最初に止まったプレーヤーが回答できない場合は、「パス」が可能で、回答権のみ次のプレーヤーに移動します。答えられるプレーヤーまでパスは可能。ポイントは回答できたプレーヤーに加算されます。

MISSION!マスをプレーヤーの誰かが初めて通るときに必ず止まって、クロスロードカードに書かれた課題を班で考え、意見交流をしましょう。制限時間内に出た意見数が、班のポイントとして加算されます。2人目以降のプレーヤからはミッションマスは飛ばして進んでください。

アイテムが描かれたマスに止まると、その防災アイテムを獲得できます。ゴールをした際に持っているアイテムの数でポイントが加算されます。アイテム0個/0点、1~2個/1点、3~5個/2点、6~7個/3点。

班の全員が獲得したポイントを合計し、班ごとの累計獲得ポイントを競います。

班全員がゴールするまで続けてください。最後まで残った人は、ゴールした班員と順番にじゃんけんをしてマスを進めてください。

【留意点】

・すごろくシートに表示されたQRコードを読み取ると、質問の答えや防災に関する補足情報が書かれたWebサイトを閲覧することができます。授業の形式に合わせて適宜ご活用ください。

 

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【家の中に潜む危険を見つけよう!について】


 本教材は、中学生を対象として、「住まいの安全」についての学びを深めることを目的として考案したものです。乳幼児や高齢者など、様々な身体機能の状況で起こる家庭内の事故や危険について理解するとともに、生徒自身の住環境改善への意識にも繋げられるような教材を目指して作成しました。

 

【準備物】

・間取りシートどちらか各班1枚(A3サイズでの印刷推奨)    
  間取りシート(戸建て編)間取りシート(戸建て編ヒント)    
  間取りシート(マンション編)間取りシート(マンション編ヒント)    
キャラクターシート(3種) :各班1枚    
危険発見!改善!シート :各班1枚(A4サイズでの印刷推奨)    
振り返りシート :1人1枚(B5サイズでの印刷推奨) 

 

【学習の流れ】

班を作ります。各班1種類のキャラクターカードと、1種類の間取りシートを割り当てます。   
選んだキャラクターの特性について班の全員で共有します。   
間取りシートの中で、担当するキャラクターにとって「危険だと思う場所」「選んだ場所が危険だと考える理由」「事故を防ぐための改善案」について班で意見を出し合い、「危険発見!改善!シート」に記入しましょう(書記を1人決めておくとスムーズです)。   
各班でキャラクターが違う場合は、班ごとに出た意見を、クラスで共有することをお勧めします。   
学習後は、これから生活するうえで気を付けたいことを「振り返りシート」に記入しましょう。   

 【留意点】

・「間取りシート」は「マンション編」「戸建て編」の2種類があります。学習したい内容に合わせて適宜使い分けをお願い致します。   
・班員それぞれに別のキャラクターカードを割り当て、学習を進めることも可能です。授業時間に合わせて使い分けをお願い致します。   
 


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本事業は、専門家の協力を得て実施いたしました。

制作協力: 大阪市立住まい情報センター「住まい・まちづくり教育」プロジェクトチーム

碓田 智子氏(大阪教育大学)

佐竹 風花氏(大阪教育大学健康安全科学専攻)

土谷 尚子氏(インテリアコーティネーター協会関西)

春岡 須磨子氏((公社) 大阪府建築士会青年女性委員会 )

宮﨑 雅司氏(特定非営利活動法人集合住宅維持管理機構)

辻井 左恵氏(特定非営利活動法人集合住宅維持管理機構)