
企画展「五井金水とゆかりの画家たち-船場で愛された絵師の画房から-」

五井金水(ごい きんすい、1879-1942)は大阪に生まれ、明治から昭和初期にかけて活躍しました。京都の四条派の流れを汲む画家で、中川蘆月(ろげつ)、久保田桃水(とうすい)に絵を学び、花鳥や山水、名所などを描きました。金水ら大阪の四条派の画家は、その瀟洒な画風が船場の商家の床の間にかける作品として重宝されました。この度大阪くらしの今昔館では金水のご家族が所蔵されていた美術品を初公開します。そのほか画房の看板、愛用の箪笥や画材、落款印、そして膨大な下絵類からは金水が日々画房で筆をとり、たゆまぬ研鑽を積んでいた生活が浮かび上がってきます。本展ではこれらの伝来資料、当館所蔵の金水の作品や大阪画壇の作品など、大阪の商家の座敷飾りとして愛好された作品を通して、江戸時代から近代に続く町人の生活文化の一端を展観します。
開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
閉 館 日:毎週火曜日(1月3日を除く)
主 催:大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)
会 場:大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)企画展示室
〒530-0041 大阪市北区天神橋6丁目4-20 住まい情報センタービル8階
入 館 料:企画展のみ 3 0 0円
常設展と企画展 一般8 0 0円(団体7 0 0円)高校生・大学生5 0 0円(団体4 0 0円)(要学生証提示)
(注)団体は2 0名以上
大阪周遊パスでもご入場いただけます。
中学生以下、障がい者手帳・ミライロID等提示者(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方は
無料です。
交 通:大阪メトロ堺筋線・谷町線、阪急電鉄「天神橋筋六丁目」駅3番出口から直結、
JR大阪環状線「天満」駅から北へ650m