
企画展「重岡良子花鳥画展-伝統の中の日本画から明日へ-」

大阪くらしの今昔館では現代日本画家の個展「重岡良子花鳥画展-伝統の中の日本画から明日へ-」を開催します。花鳥画は山野に咲く花や小鳥を写生して描いたもので、その作品を座敷に掛軸や屏風・襖絵として飾ることで住空間に季節のうつろいを感じさせてきました。テクノロジーが進化し、価値観が多様化する現代では、様々な分野において伝統的技術・文化の継承が困難となっています。日本画で花鳥画を描くこと、また伝統的な住居の中でそれらを楽しむ文化もそのひとつです。
重岡氏は伝統的な手法にのっとり、数十年にわたって花鳥の写生を積み重ね、「琳派」に着想を得た「IMA琳派」を提唱して装飾性を持たせた屏風絵の数々を発表してきました。当館では令和3年4月から6月にかけて重岡氏の作品の中から「春夏」の画題を展示しました。
今回はその続編として「秋冬」の花鳥画を、新作の屏風3点も交えて展示します。本展を通じてより気軽に絵画に親しみ、花鳥のモチーフを現代の暮らしに取り入れる提案も行います。
開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
閉 館 日:毎週火曜日(1月3日を除く)
主 催:大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)
会 場:大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)企画展示室
〒530-0041 大阪市北区天神橋6丁目4-20 住まい情報センタービル8階
入 館 料:企画展のみ 3 0 0円
常設展と企画展 一般8 0 0円(団体7 0 0円)高校生・大学生5 0 0円(団体4 0 0円)(要学生証提示)
(注)団体は2 0名以上
中学生以下、障がい者手帳・ミライロID等提示者(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方は
無料です。
◇当館限定オリジナルグッズを販売しています。
◇重岡良子氏 来館予定日は以下のとおりです
9月16日(土)、18日(月)、21日(木)、27日(水)
10月5日(木)、8日(日)、12日(木)、19日(木)、26日(木)30日(月)午前中
11月2日(木)、4日(土)、5日(日)
◇関連ワークショップ
令和5年10月19日(木)13:00~16:00
●参加費:3,000円(材料費を含む)
●講 師:重岡良子氏
●内 容:小さな色紙を画面に、日本画の絵の具を使ってたらしこみの技術を使いながら、紅葉を描いてみましょう。
※こちらのワークショップは申込を締切ました

◇YouTubeに作者による解説動画をアップロードしました。
