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83号トピックス 水害にあってしまったら…そのあと、すべきこととは松山文紀(震災がつなぐ全国ネットワーク事業担当責任者)

 今や、日本国内どこにいても被災する可能性があるといえます。しかし、一生に一度、あるかないかの被災ですから、なかなか自分事にならないことが課題になっています。

 災害への対応は、事前の準備に尽きるわけですが、実際に被災した方々が被災後に何をすればいいのか、知らない方がほとんどです。

 被災という望まない現実に直面した時に役立つ情報をまとめてみました。このページだけでは伝えきれない事ばかりですが、詳細はインターネット上でも公開しています。

【参考】震つなブログ https://blog.canpan.info/shintsuna/archive/1420

 

■着手前に被害状況を記録する

 

 

■リ災証明書の申請は忘れずに

家屋(住居)の被害の程度を行政が証明します。この「り災証明書」の判定は、その後の様々な制度を受ける際に必要になってきますので、必ずお住いの市町村の窓口に申請するようにしましょう。

 

■処分するものと残すものを分ける

 

■迷ったら、残しておく

一度に大量の家財を捨てるか残すかの判断をしなくてはならず、数日経つと判断することに疲れ、全て捨ててしまいたくなる方も多くいます。しかし、後で落ち着いてから「捨てなければよかった」という後悔の声もよく聞きます。迷ったら、すぐに捨てずに、後日落

ち着いてから判断しましょう。
 

■廃棄は分別して回収効率UP

 水害後は短期間に大量の廃棄物が発生します。木・鉄・プラスチック・家電製品など、混在させてしまうと回収にとても時間がかかります。自治体指定の廃棄場所に分別して出すことで、回収や処分の効率が向上します。
 

■床下の放置にご用心

 見える部分が片付くころには、すでに体力を使い果たしてしまっていることが多く、床下や壁の内側などの見えない部分まで対応する気にならないことも多くありますが、放置すると水や泥が残ったままになってしまうことがあります。必ず床下や壁の内側を確認するようにしましょう。 

洋室・フローリングの部屋は床下収納や点検口から確認できます。どちらもなければ点検口の増設を工務店等依頼します。(イラスト上) 和室は畳を外すと床板が見えるので、それをバール等で外して床下を確認します。(イラスト下)

 

■大切なのは「乾燥」焦らずに

家屋の一番の敵は湿気です。一度浸水するとなかなか乾きませんが、慌てず時間をかけて(1ヵ月以上は覚悟する)浸水箇所を乾燥させます。その後、逆性石けんなどで消毒し、さらに乾燥させます。ここで大切なのは焦らないこと。乾燥が不十分なまま床を戻したのちに、カビが発生してしまったケースもあります。
 

■片付けの手伝いを依頼する

 水害後の片付け等は時間も体力も必要になります。自分たちだけでは到底片付けられない場合もあります。地元の社会福祉協議会に相談してみてください。ボランティアの方々が手伝ってくれる場合もあります。

 

■無料相談なども活用しよう

 災害後には役所などで弁護士や行政書士などによる無料相談が行われることが多くあります。法律的なことだけなく、制度の活用や生活再建のアドバイスなど、幅広く対応してくれます。一人で悩まないで、無料相談に気軽に相談してみましょう。何に困っているのかを話すだけでも構いません。話をするうちに思わぬ解決策が見つかることもよくあります。