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開催終了

大大阪たんけんプロジェクト 大阪市パノラマ地図を歩こう

2007年6月8日(金)〜2007年6月24日(日)

大正の終わりから昭和の初めにかけての大阪は、市域が大きく拡張するとともに人口の増加が著しく、活気にみちて最も輝いていました。いわゆる「大大阪」の時代です。

大正13年(1924)に発行された「大阪市パノラマ地図」には、まさにこうした「大大阪」の姿が俯瞰的に描かれています。そこで当館とボランティア「町家衆」は大大阪の時代に焦点をあて、大阪市パノラマ地図に描かれている建築・工作物、さらにはその後に建てられた建築などについても、1年以上にわたり文献精査並びに現地調査を行ってきました。

本展覧会はこの調査の成果に基づき開催するもので、当時の大阪の町や建築などを写真や映像、解説パネルなどで紹介します。

 

<展示構成>
 1)たんけん隊の軌跡
 2)大阪市パノラマ地図から読み解く大正期の大阪
 3)大大阪の都市と建築
 4)資料にみる大正〜昭和初期の大阪

 

<入館料>
常設展と併せて600円

■見学会
参加費:無料(ただし実費は参加者負担)
定員:各回25名

◆A:近代町家コース
日時:平成19年6月9日(土)13:00〜16:30
 伝統的な木造建築がどのように近代化されていったかを紹介するコースで、船場の木造建築を中心に見学します。なかでも代表的近代町家である旧小西家住宅(重要文化財)については、内部もご覧いただきます。

◆B:近代洋風(倶楽部)建築コース
日時:平成19年6月23日(土)10:00〜15:30
 船場や堂島には、大大阪の時代に建築された近代洋風建築が多く現存していますが、なかでも倶楽部建築は今日でも本来の用途が踏襲され、当時の趣を良く残しています。このコースでは綿業会館・大阪倶楽部・中央電気倶楽部は内部を含めて見学するほか、船場・堂島の近代洋風建築を案内いたします。